もの申す

エフエムたいはくって、全国でも、ひとつひとつの、素人のローカル番組がかなり多いコミュニティーFMなんです。そして、それぞれに味があって面白い番組がたくさんあって、本当に全国でも数少ないローカル色が非常に強いコミュニティーFMなんですが、いかんせん、編集能力が低すぎます。。。もったいない。

なにがもったいないかというと、まず、ダイナミクスが強すぎて、何を言ってるか分からない。録音そのまんま使用してる方々が多いので、大きい声のところは聞こえるんですが、小さい声のところが低すぎて、何を言っているのか分からない。結局最終的に、何を言っているのか想像しないといけない。折角長時間収録したのに、もったいなさすぎる。
基本的なエフェクトをきちんと使っていないのでこうなるわけで、リミッターとコンプレッサーそして、あれば、必要に応じてマキシマイザーを使ってやるだけで全然聞きやすくなる。
Wavesがもしあれば、MVやVocal Riderを使ってやれば相当聞きやすくなる。ぼくの番組は、トークには、この2つのプラグインを二段がけです。

そして、トークと曲の音量ギャップがありすぎて、聞いてる方はボリュームを上げ下げしなくてはならず、特にクルマの中だと、めんどくさくなってラジオ自体を切ってしまう。これは、ノーマライズだけで済まそうとするとこうなる現象。ラウドネスメーターを見るのがベストですが、そんな暇もないだろうし、ラウドネスメーター自体が無いと思うので、せめてRMSメーターやVUで、曲とトークの音圧を合わせて欲しい。ちなみに僕は、K12を目安にしてます。

BGMも低すぎて聞こえなかったり、うるさかったり。これも、BGM楽曲をバスを通してコンプを統一でかけてやればかなりトークもBGMも聞きやすくなる。

たぶん、こんなこと考えてるのは自分だけかもしれないけど、公共の電波で番組を飛ばすということを考えると、実は、この程度はあたりまえのことだとおもう。

これはレコーディングと同じ、どんな環境、デバイスでも、きちんと聞かせたいところは聞かせる、あたりまえのこと。

本当にもったいない。

Posted by みい